2008.07/08<Tue>
『FLIP-FLAP』 とよ田みのる
世界有数のピンボール漫画。それもラブコメ。
(たしかこの作者の得意ジャンルだったと思う)ラブコメもうまく絡ませつつ、それでも根幹にあるのはプレイヤーとピンボールの一対一の関係。
周囲も呑み込み汗だくになって、
TILTの限界まで台を揺すって、
たった一個の銀玉の行方に全神経を傾ける。
”たかがゲームだから本気になれる”
そんな主人公らの姿勢が、個性的な画風とうまく相まって非常に良い雰囲気を醸し出してくれている。
作者が好きなことを書けば、その作品は絶対面白くなる。
まさにそれを体現してくれた一冊かと。
うぅ……ピンボールやりたいけど、Vistaにはないんだよなぁ;
OSとしての新機能なんかより、あのゲームだけは搭載すべきだったと思う。
| 書籍 | 01:12 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
前作は『ラブロマ』ですね。あれも告白から物語が始まってます。
『FLIP-FLAP』、こちらでも(一部で)大フィーバーです。
主に私とおーすみはるかさんとの間で。
ゲームセンターの臨場感と、読者とフカマチくんとの共感が見事だと思いました。頭の後ろで電気信号が弾くとき、雑音が消えて自分とピンボールだけになったとき、あの瞬間はフカマチくんの境地にシンクロできて―――シーンが変われば、周りでフカマチくんを応援する立場にもなれる。すごいプレイを見てこっちも熱くなる、ゲームセンターでの臨場感。読んでて何回しびれたか分からないっす!
いいですよね、二冊買ってしまいそうですw
Vistaは本当に使いにくいね。マインスイーパの進化も微妙な感じです。
インクボールじゃあ熱中できないよ……面白いけど、ピンボールの方がいい!
| くまがえる | 2008/07/08 17:35 | URL | ≫ EDIT