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flight record

特に何ができるわけでもないが、飛行機が好き。 雑記を中心にした、いつまで経っても個人的興味の範疇を超えないブログ。

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『ZOKU』 森博嗣

 書籍カテゴリを増やそう計画……があるわけでもないが、とりあえず以前読んだ本を軽く再読。昔借りた本を古本で買ってみたり、最近本を読み直すことが多いなぁ。
 森博嗣の本は『スカイ・クロラ』から読み――飛行機繋がりであることが俺らしいといえばらしいのか――『工学部・水柿助教授の日常』、『ZOKU』と入った。ミステリーも読めよという話。
 これを買ったとき、後輩から「あれ、今頃読むんですか?」と言われてしまったが、俺は毎月の新刊を漁るタイプではないので別にいい。「何となく」「読みたいだけ」「読みたい」本を買う人間なので時折かなり昔の本に手を出したりもする。
 この『ZOKU』を買ったきっかけは友人と本屋に言ったときの一言。

「アホなお話だけど面白いよ。飛行機も出てくるし

 はい、購入決定。
 文庫本だったので解説がついていて、巻末に掲載されていた飛行機の挿絵を開いて友人が「ほら、これ」と俺に見せる。
 (俺)「あぁ、ボーイングの767だね」
 (友)「……あぁ、そう」
 そのときの友人の「はいはい、この飛行機野郎め」というような視線を忘れない(笑) 767くらい、777の可能性にだけ気を払えば簡単に判るのだが。

 遊び心を走らせた本としては妥当な結末だと思う。連載作品だったということもあるが、途中でちょっとグダグダ感も出てくるので、夢見がちな親父共の趣味に焦点を絞らせたのは○。飛行機だの電車だのに憧れる行き場のない心情は非常に共感できる。 というか、それ以外に集約させる場所が見つからないしね。
 でもこれ、女性や森博嗣初見の人には向かない作品かも。「あーそう、はいはい」って言われるような大人の子供心をくすぐるのがたまらないのだが。あと、最後に一つアクセントを残して終わらせたのは蛇足のように思える。同じネタは世に溢れているし、親父二人の会話の場面で地の文をかなり削っているのはそのためだとしたら、きちんと巧妙に騙して欲しかった。
 
 
ZOKU ZOKU
森 博嗣 (2006/10/12)
光文社

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| 書籍 | 17:03 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2007/03/01 23:54 | | ≫ EDIT















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