FC2ブログ

flight record

特に何ができるわけでもないが、飛行機が好き。 雑記を中心にした、いつまで経っても個人的興味の範疇を超えないブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

ΠΛΑΝΗΤΕΣ -プラネテス-

「どうしようもなく惹かれちまうんだよなぁ。性悪女に惚れた純情男のように」
 ――アニメ第22話 「暴露」 より
 
 幸村誠は大した漫画家だ。男の一つの生き方を提示するだけではなく、どこまでも豪胆に作中で扱いきる。それに真正面から答えきったアニメ版のプラネテスも素晴らしい。テーマを扱うとはこういうことだ、と全力で語ってきているようにも感じる。
 ただアニメ版に関しては、主人公の生き方と対立・やがて融和するタナベの「愛」が少々原作に比べ弱くなっているのかな、と。幸村誠が描いたタナベはもっと真っ直ぐ主張する子だったと覚えている。

 少し前に、戦闘機乗りの小説を原稿用紙1000枚ほどで書き上げた。執筆していて常に直面したのは、自分の知らない世界に接する人々の心理だ。装備・条件を整えなければたちまち死に至る冷酷な高度数万フィートの凍てつく空。そこで命を削る人間たち。正直苦戦した。主人公にある種非人間的な感覚を持たせることで浮遊感を前面に押し出したから、そこんとこが『スカイ・クロラ』の模倣と呼ばれる所以なんだよなぁ。
 ――プラネテスでは空どころか、下手すればこの世全てを内包しうる宇宙というフィールドが舞台なわけだが、あの残酷なまでのリアリティを表現できるプロはそうそう多くはないんじゃないだろうか。
スポンサーサイト

| テレビ・映画 | 16:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。